フリーアナウンサー
 

1984年
文理学部英米文学科卒業

 

私の大学時代は、まさにサークル一色でした。「ミュージック・ソサエティ」という軽音楽サークルに所属し、バンドでドラムを担当。

部室や、時にはメンバーで吉祥寺のスタジオにこもり、練習に明け暮れました。当時の仲間とは今でもよく集まって、食事や旅行をしています。

ニュースキャスターという仕事柄、何かニュースが起きると、その分野での知識が急きょ必要になるのですが、そんな時にも、メンバーに連絡して「教えて!」とレクチャーを頼むこともあります。サークルで得られた友だちは、本当にかけがえのない財産だと思います。

 

スタジオでのスナップ

 

東京女子大という大学がどう見られているか、周りの人に時々聞くのですが、「お嬢さん」「勤勉」「真面目」という声が多いようです。否定はしませんが(笑)、たくましく、なおかつ多様性を受け入れる伸びやかさというのが、私の印象です。

入学後すぐ、「クラスで英語の勉強会をしよう」と言われた時には、面食らいました。「入試が終わってのんびりしようと思ったのになぁ~」と。でも、そんな杞憂もすぐになくなりました。

勉強に打ち込みたい人は打ち込む。サークルに励むのもよし。学外での様々な活動を頑張るのもあり。自由な大学という気がします。

 

原稿を読んでいるところ

 

高校まで共学でしたので、入学当初は女子大というものに慣れませんでした。文化祭での力仕事や電気の配線など面倒なことは、男子に押し付けていましたから(笑)。

でも女子ばかりだから、自分たちで何とかするしかない。その開き直りが、今仕事で生きている気がします。

 

ロンドンでの“イスラム国”関連取材

 

報道番組のキャスターは男性だろうが女性だろうが、求められることは同じです。自分の足で現場に行き、取材をし、何を伝えるべきか考えて放送しなければなりません。「女性だから勘弁して」なんて口が裂けても言えませんから。

おかげで、銃声が聞こえる極右デモの取材だろうが、水も電気もない災害現場だろうが、どこにでも臆せずに飛び込んでいけるようになりました。

 

ドイツ極右デモの取材

 

大学時代の4年間は、とても贅沢な時間です。その分野の第一線の先生方に教えていただき、好きなことに存分に打ち込める。社会に出るとなかなかそんな時間の過ごし方はできません。

在学中にぜひ、「自分はこれをやりました!」と胸を張って言えることを見つけてください。それが今後の人生において、必ず財産となり、自信の元になります。東京女子大という素敵なステージで、かけがえのない時間を過ごしてくださいね。